闇が豊かさを運んでくれる

ネガティブな感情や発言を嫌う人は

わりかし多いと思う。

でも、ネガティブな感情は

あっていいんだと思う。

その昔、上手くいかない人生を親や社会が

悪いのだと、常に誰かや何かのせいに

して生きていた。

そんなところから抜け出し今の自分に

たどり着けたのは、

間違いなく自分の中の闇と

向き合ってきたからだと信じている。

自分の中のドロドロとした感情は

内側にいる自分の叫びでもあると

思っている。

だから、どんな感情であっても

まずは怖がらず受け取ってみる。

なぜそう感じるのかを

自分に話しかけながら

丁寧に見つめてみる。

すぐには返事が返ってこないかも

知れないけれど、

諦めずに話しかけ続けていたら

そのうち返事が返ってくる。

たとえ、どんな返事が返ってきても

否定せず、受け止めてあげる。

『そっかぁ、そうだったんだね。』

というように。

これをやっていくと、

いつの間にか自分と仲良くなっている。

すると、自分のことが愛おしく

感じられるようにもなっていくから

不思議。

だから私は自分の中の闇を否定しない。

むしろ、開き直って堂々と認めている（笑）

そして、そんな人間臭さを表現できる

自分が気に入っている。

だけど、それが人間だと思う。

ネガティブを単に否定してしまうのは

ちょっと待った方がいいよと伝えたい。

そのネガティブを活用したことで

人生が豊かになった人間がここに

一人いるのだからという話をしてみた。