答えはどこからでもやってくる

ボーッと空を眺めていたとき。

少しずつだけど風にながされている雲に

目が止まった。

すると、こんなことを思った。

雲はただ雲であるだけなんだよなぁ。

どこに流されていくかなんて

もちろん知りもしないし、

そもそもそんなことどうでも良くって

知りたいとも思ってないんじゃない？と。

さらに、

『だって、私は雲なのよ。雲でありさえすれば

いいだけなのよ。どこに流されて行くかなんて気にする必要あるかしら？』

とほほ笑みながら私に

話しかけているような気さえした。

あぁ、そうか。

私も私であるだけでいいのかも。

余計なこと考え過ぎて大事なことを

見失っていたかも知れない。

ここで一旦、立ち止まって静かになって

みよう。

すると、自分の内側で

かなりの騒音が起こっていたことに

ようやく気づいた（笑）

そこから少しずつ本来の自分を

取り戻していき、それに伴い状況も

良くなっていった。

慣れない新しい環境のなかで

なんとか結果を出したいと

頑張れば頑張るほどに

空回りして毎日かなり

消耗していた頃の話（笑）

あの時の私に必要な答えは

いたってシンプルだった。

しかも、それを教えてくれたのは

人ならぬ雲だった（笑）

その気になれば、

答えはどこからでもやってくるから

これは油断できないぞという話を

してみた。